東京都内のファッション専門学校からあなたの夢がスタートする
オープンカレッジはこのような流れで進みます。
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ここからは学校説明会の詳細をご紹介します。
巣鴨駅から徒歩5分もかからない距離ですが、東京服飾専門学校のキャンパスは大通りからちょっと小道に入ったところにあります。その小道に入るところに、案内の学生がたっているので分かり易いです。
キャンパス内に入っても、学生が十数人お出迎えしてくれます。東京服飾専門学校のオープンカレッジは学生が主に進行していました。待ち時間にも学生が愛想よくノリよく話しかけてくれるので、学内の雰囲気や校風を感じ取ることができました。
そのとき学生から聞いた話ですが、オープンカレッジには大阪からの参加者や、高校生だけでなく大学生など幅広い参加者がいるのだとか。もちろん在校生も、それだけ幅広い人が集まっており、年齢差関係なく仲良くやっているそうです。
シャツの染色体験、スタジオセットでのスタイリスト体験、ミラーやヘアアクセサリー、バッグなどの小物を装飾デザインする体験…など複数のワークショップがあります。今回はタイダイTシャツのワークショップに参加してきました。
指導してくれたのはファッションビジネス科の先生。ここでも学生が参加者にマンツーマンで付いてくれます。作り方はとてもシンプルで、Tシャツを縛って、好みの染料を染み込ませるだけ。どんな色にするか、どんな模様にしたいか…を付いてくれている学生や教員と相談し、アドバイスを貰いながら進めたので染色はラクラク完了!きちんと私好みのTシャツに仕上がりました。作成中も、教員と学生が和気あいあいとしており、通常授業もこんな風に楽しく進めているのだろうことが分かりました。
学生が司会進行を務めて、各科の説明や、学内イベントの紹介をしてくれます。運動会や遠足、季節ごとのハロウィン・クリスマス行事など、イベントが盛んなようです。卒業前のビッグイベントとしてファッションショーがあり、その準備期間のムービー上映もありました。ステージの設営から学生の手で行い、学園祭のような盛り上がりでした。
毎回卒業生をゲストに招き、今の仕事内容や、経歴、学生時代の話をしているようです。この日のゲストは、シューズ専門店の販売員を経て、プレス担当になったファッションビジネス科の卒業生でした。
バイトから始めて2年で店長になり、その後本社に直訴してプレス担当になったそうです。やはり自分の夢を実現するためには、学校での学びに加えて、熱意が必要なんですね。また、学校で交流のあったモデル科の友人と、一緒に仕事をする計画中だとか。多数のイベントで他科との交流が生まれることで、卒業後の仕事に活かせるようです。
ファッションビジネス科のガイダンスに参加してきました。科の教員の話によると、いまは企業に就職しても縫製の仕事はほぼ無いんだそうです。企業への就職を希望するなら、ビジネス視点で学んだ方が近道ということですね。
さらに言えば、ファッションビジネス科では、学生に学校の課題を負わせることより、流行に触れさせることを重視しているようです。放課後には流行のショップやカフェに行くことを学生に勧め、交通費まで支給しているとか。学校という形態にとらわれず、卒業後の学生の身となりチカラとなることを優先する教員の考えが伝わってきました。
講師陣は、ファッション系大手企業でのマーケティングやプロデューサーなどの経歴を持つ人が集まっています。
講師としての経歴を重ねた人よりも、現場での経験が記憶に新しい人たちを講師にすることで、より今の業界に近い授業を行うことができるようです。カリキュラムも、時代に即した内容になるように、毎年見直されています。実際にいまパンフレットに載っている授業の中でも「これは来年変えるかも…」と説明してくれました。
イベントの豊富さ、教員と生徒の距離の近さ、学ぶスタイルの柔軟さなど、小規模な学校ならではのアットホームさがありました。学生生活を楽しみながら、将来の夢をかなえる道を探っていきたいという人にピッタリな学校です。